某所でもう…なんだか、「あぁあああおうあおあああっ?!」てことになってしまって、衝動的に打ってみたら、衝動的すぎて何を言いたいのかよく分かんないです(・ε・` )
銀河の魚空を仰いだ。
もうここは、一緒に見たあの空ですらない。「元気か?」
冷たい携帯の金属越しに聞こえた親友の声は、相も変わらず暖かいものだった。
うん、と返事すると、そうか、と、ただそれだけが返ってきた。
大学を休学の形であの学園に入学した俺は、ここでは「療養」として国内だか国外だかの曖昧な場所にいることになっている。
「正月は帰れそうにないんだ。悪いな」
親友は既に社会人だ。1年目。慣れないままに忙しいようだ。
構わないよ、と返す。苦笑のような、小さな笑いが聞こえた。
だって本当に構わないんだ。
お前とはこうして声を聞けるのに。
「向こうに戻るとき、また電話くれよ」
心配性だなぁと思いながら、うん、と返事をして切った。
こうして声を聞けるのに。
どうして君とは、もう言葉を交わすこともできないんだろう。
傘も遮光も必要のない夜空を見上げる。
星の光は穏やかなので、まっすぐ見つめられるというのに。
紙飛行機を折って飛ばしてみる。こんなものでは渡れないと知りながら。
どれだけの思いを込めても届くことはないだろう。この空は本物であるから。
あの箱庭では。
全てのものが暖かくて、眩しくて、優しくて、勘違いをしそうになる。していいような気がする。
『合言葉って聞かれたら、こっちでは「風」「谷」なんだ』
『??それは何かな、かな?』
首を傾げる君に、可笑しげに笑いながらとんだ知識を吹き込む。
『俺の国の有名な合言葉。無償の愛で世界を救っちゃう女の子の話の中で出てくるんだ。
汚れきってしまった世界で、唯一綺麗な場所を示す言葉だよ』
君と俺との間でその合い言葉を交わすことはなかったけれど。
唯一の綺麗な場所を示す言葉が、いつか君と誰かの間で交わされればいい。
なんて。
会いたいのはずっと自分なんだろう、銀河の魚。
出会って
嬉しくて
どうしようもないくらい
安心して
後悔など
約束など
そんなもの
どうでもいいって
思えるくらいの衝動を
幸せに感じていて
あえて言おう。
多分、君と俺は出会うべきではなかった、と。…あえて言おう。
それでも、まだ会いたくて仕方ない、て。紙飛行機を飛ばしかけて、手を降ろした。
初めからね…こんなものでは、届くはずないって知っていたのに。
少し離れた地面に、6機目の紙飛行機が堕ちる。
こんなものでは。
それだけ遠くに、君は行ってしまったんだ。
まだ耳の奥に、君の声が聞こえる。
少し高い声も、別れる間際の、低い声も。
落ちた紙飛行機を、一つ一つ拾い上げて、腕に抱えた。
紙のくせに重いこれらは。
「……会いたいんですけど、スウくん」
会えるはずなんてない。
そんなことは分かっているのに。
それでも、まだ。
しょ…精進いたします…orz
しかし今、私の心は満たされています(´∀`) ←
PR